イライラして眠れなかったの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
1年ほど前から、精神状態が不安定になり、特に夕方以降のイライラが酷くなってきました。
定年退職を迎えてのんびりできると思っていたのに体調不良で、余計にイライラするのです。
夜眠りにつこうと思っているのに、イライラが強くて眠れません。
眠剤は飲みたくないので、漢方薬で何とかならないかと相談してみました。
更年期特有の症状で、体内のホルモンバランスや構成成分の不足など、様々な原因があるとのことでした。
それを調整することで、睡眠の質も上がることが分かったので、期待をして漢方薬を飲み始めました。
すると半月ほどで、イライラの頻度と強さが軽くなってきました。
夜はすぐには眠れませんが、イライラすることも減り、眠れないなら眠れないでいいや!と開き直れるようになってきました。
そして、ひと月半も経過した頃でしょうか、夜お布団に入ると、ウトウトと眠気が催してくるようになりました。
これは良い傾向だと思い、益々漢方薬の服用が楽しみになってきました。
半年が経過した今では、情緒不安定も改善し、イライラもさほどありません。
もちろん夜の寝つきも良くなり、以前より良い睡眠がとれるようになったことに満足しています。
睡眠がとれない苛立ちは、疲労が溜まっている時なら尚更のことだったでしょう。
けれど、ご自身の体調や気持ちと向き合うことで、良い方向に改善がみられた様です。
また、寝る前のテレビやPCいじり、読書なども控えたことも功を奏したのでしょう。
更年期にありがちな症状である「不眠」に悩む方々は、現代において少なくないと思います。
心と体の調子を見極めてバランスをとることで、快適な生活を営んでいただけると嬉しいですね。
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